Zeichnung*Foto//Schreiben

自分の写真
透明水彩修行帳。被写体は主に植物、風景。
興味のあることをアレコレ齧りつつ、まったり進行でお送りします。
自分にとっての幸せ楽しみを目標に生きてます。

■Kamera und Maschine*LUMIX G8
LUMIX G 25 f1.7・LEICA DG 12-60 f2.8-4.0
LUMIX G VARIO 100-300 f4.0-5.6 Ⅱ
■Main Wasserfarben und Papiertyp
Schmincke・rau

2021/03/30

カメラと絵と

好きなことのひとつにカメラがあります。
こちらもまだ4年目なので水彩と同じくひよこ印。
それも絵を描く為に始めたことなので、着地点はモノの観察です。
よく見る分、色や造形、他諸々も記憶残りやすくなります。

資料集でもいいのですが、資料を眺めるよりもずっとそれだけに集中(よく見る)のでとても勉強になります。
何を残して何を削るのか、トリミングも空間を作る意味で大事な要素と聞いたことがあります。

それから撮影してる時の頭の空っぽ加減がとても好きです。
カメラを持ち出すとお絵描き作業をしてる時と同じ感覚になります。
1時間2時間、同じ被写体を延々取り続けることもザラです。

◾︎今年のミモザ。足元に落ちた花
ミモザは花がすぐ終わる関係と、開花時期が繁忙期中、かつ春の嵐に見舞われがちとあって、3年越しの初撮影。
なにより樹木の分母が少ないので撮影できた2021年は幸運でした。


◾︎今年の桜
さくらは今朝の時点で何とか花を落とさずに咲いてました。
日曜日の春の嵐で散るかと覚悟してたのですが、思ったより蕾が多かったようです。
この週中からはらはら落ちていくやもしれません。


写真は写真で一枚の作品にするための空気の切り取り方を考えているので、絵の資料には向かない撮り方が多いです。
その一方で「絵のための撮影」もしています。

◾︎椿
ラングトンプレステージ(中目/作成中)に。
緑の中に綺麗な配置で花が咲いてました。


◾︎桜
エキストラホワイト(旧荒目)に。
幹に開花する花は若い緑と共に咲くので、その鮮やかさがとても好きです。


一眼での撮影はRAWでの撮影がメイン。
絵に置き換える写真はそれ自体がRAWといった所でしょうか。
紙面での加工はご自由に。
レンズを通すとたくさんの素敵なモチーフに出会える事が多いです。

今回はそこへ漂う空気を切り取る事に焦点を当てているか、被写体そのものの鮮やかさを切り取る事に焦点を当てているか、それぞの違いを楽しんでいる事がお伝えできたら幸いです😌

2021/03/26

「デジ絵を描く」について思うこと(散文)

いち個人の意見です。
疑問に思っていた事を言語化できたので書かせて頂いております。

私が「デジタルでの絵の描き方教えて下さい」と言われたら

・クリスタのソフトの基本操作はこう、ibisPaint Xのソフトの基本操作はこう、PSはこうです
・各ソフト、この処理は得意でこの処理は苦手です
・静物でも風景でも人物でも基本的な自力の底上げを中心に頑張ってみてもよいと考えます
・画風は目指したい人の絵柄と塗りなどをよく見て真似び、研究してみてください
デジタル絵はこう描くなどのネットや書籍のハウツー、実はあまり参考にならない(※後述)かも知れません。
自分で未知を切り開いてみてください。
健闘を祈ります。

としか説明できないのです。

※参考にならない
自分でデジやってて思ったのですが、デジ絵を描くことってスマホやパソコン、タブレットを使うことと同じだなって。
株をやりたい人は株に関連したアプリを入れたり、旅行好きな人は翻訳アプリを入れたりして使いやすくしますでしょ?
その人達がスマホ交換してもすごく使いにくいのと同じかもと思ったんですよね。
その人が使うために「自分自身というデータに基づいて」「その人自身が使いやすい」ソフトの設定、ペンの設定をしていくことが納得のいく描写ができるかどうかの要だ(私自身細かく設定して程々に納得できるようになったので、デジにおける作品の善しの要である気がした)から、私はソフトの基本的な使い方の説明しかできないのです。

デジ絵を作るためのソフト選びが良い例かもしれません。

どの教本を読んでも、「システムの設定が、目指す塗りなどと同じかそれ以上に作品の出来不出来(納得できるか否か)に関わるとても大事なこと」については声を大にして触れてないような気がします。

当たり前じゃないか、と思われる方もいると思うのですが、この当たり前がとても大事なのにサラっとすぎてゆくという印象です。
私の不勉強かもしれないですけれど、「筆圧設定はここにあります。ここを弄ればOKです(ツール操作の説明)」くらいのさらりと加減なイメージです。

私も沢山のTIPSや教本など、教えに合わせて調整しました。

「筆圧設定もしたし、抜きや濃度も同じにした。パラメーターも全部同じで、そして同じように塗ってるのに「こうならない」のは何故」

ここに至るまで、たくさん頭を抱えてました。

■CLIP STUDIOのペンツールを調整①

ただデッサンはアナデジ共通項で描写力の底力だし、説得力持たせられる意味で裏切らないから頑張ってみてもよいのでは😌
と思うのであります。

以上、塗りも線画もこれ1本系を調整しても納得した試しがないお絵描きマンからでした。

これ1本も、「これ1本を公開した方ご自身が使い易いペンにするために調整をして便利これ1本にした」のだから、「湯の丸あんこという人間が求める線画の筆跡、塗りや線になるとは限らない」ってことかなって。

■CLIP STUDIOのツールを調整②

それでは皆さん、よきお絵描きライフを。

2021/03/17

花王(White ibis)

Whiteibis(F4)
Schmincke 他

現在「自分の表現」を固定すべく、紙不問で「自分にとっての理想のとけるような滲み・ボケ」を模索・奮闘中です。
慣れ親しんできた線画に色を付る方法とは違う技術が必要である模様。

今回は思っている表現に一番近い描写ができたと思います。

■オックスゴールを使用してみました。

このあたりの表現を恒常的にしたいですね。


以下、他ホワイトアイビスでの塗り修行過去作品たち。
■紙目は荒い感じで、とても良く滲む気がします。
■パルプ配合混合紙のためか、乾いたあとでも重ね塗りをすると下の色が落ちやすいようにも思います。
■紙に色が沈みやすいのか、乾くと作品が白くぼやけてしまう印象。
鮮やかに表現するにはコツが要りそうです。
■全体的に手数の少ない塗りでまとめた柔らかな作風が向いているのかも。
(個人の使用感です)

きらきら柔らかな光の描写も綺麗に見せてくれる紙だと思います^^*

版権も一枚(笑)

こちらは一番初めにホワイトアイビスという紙を試すために描きました。